絵が売れるかどうかに、絵の上手い下手はあんまり関係ないと思う | 毎日水彩画

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絵が売れるかどうかに、絵の上手い下手はあんまり関係ないと思う

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絵が上手であれば売れる、と思っている人は多いです。

確かにずば抜けて高い画力やセンスを持った人の絵は、そうでない人の絵と比較して売れやすいと思います。

しかし実際のところ、ものすごく上手だな…と感じるような絵を描く人でも、絵の売れ行きはそれほどでもないのですよね。

全く売れていないことも珍しくありません。

対して、子供が描くような線が不安定な絵…いわゆる下手な絵であっても普通に売れていたりするので、 世の中わからないものだと思います。

上手いからよく売れる…はちょっと違う

絵の話からはちょっとずれるのですが、私はこれまでに仕事でネットを介して商品を販売した経験や、 これから商品を販売しようというクライアントさんのお手伝いをしたことが何度かあります。

その経験より、商品が売れるかどうかはその商品のクオリティの高い低いよりも、 どのようなプロモーション活動を行うかどうかが大いに影響すると感じています。

というか、プロモーションなしでたくさん売れることはまずないです。



プロモーション活動とは、いわゆる営業や宣伝のこと。

どんな良い商品を扱っていても、その商品の存在を外部に知ってもらわなくては売れることはないのですよね。

逆にクオリティがイマイチな商品であっても、プロモーションの仕方が上手ければ売れます。

商品の質が悪いとリピーターがついてこないので、良いものを売る努力は必要ですが、 最初にたくさん売れるかどうかはプロモーション次第だといえます。

絵画販売に当てはめてみる

絵も、本気で売りたいのなら積極的なプロモーションが必要です。

ショップに掲載してただ待ってるだけでは、よほど安いか特徴のある絵でないとそもそも見られないため、 たいして売れないという悲しいことになってしまいます。

上手くても売れないのは、これが原因であることがほとんとです。

逆に下手な絵(言い方は悪いですが)であっても、営業が上手ければ売れるようになります。

このように販売にはまず営業が大事だということ、わかっているはずなのですが、 他人のことであればともかく、自分自身の商品を売るために宣伝を頑張るというのは、 結構ハードルが高いです。

自分自身の商品って、客観的に見づらいんです。



当然ですが宣伝を嫌う人、多いです。

最近はグッズ販売などをされている方は少なくなく、 販売活動を行っていること自体は普通になりつつあります。

しかし営業がしつこい人や、売りたいオーラ全開の人は敬遠されやすいですし、私自身も避けてしまいます。

あくまでもしつこくならないように、自分の作品を知って興味を持ってもらうような活動が必要なのですよね。

せっかくの作品が売れないだけではなく、嫌われてしまっては悲しすぎます。

なので適度な宣伝が必要なのですが、自分の商品のことだとどこまでが適当かが感覚的にわかりづらく、 どの程度までの宣伝ならOKか?の匙加減が難しいです。

具体的にどのようなプロモーションを行えばよいのか

絵の上手い下手よりも、物を売るのであれば営業や宣伝が大事と述べましたが、 具体的にどのようなことを行えばよいのでしょうか。

どこでどのように物を売ってくのかにもよりますが、 例えばネット上のショップで売るのであれば、SNSやウェブサイトといった媒体を使って 自分の作品を紹介したり、人を集めたり…が良いでしょう。

ショップの構築については、最近では簡単に使えるマーケットサービスがあるため難しくありません。

ただサイトやブログの構築は、慣れていないとちょっと難しいです。 ので知識がない場合は、SNSが手取り早いでしょう。

とはいえ、SNSはあくまでも他人のフィールドを一時的に借りているだけであるため、 サービスが終了したり、規約の変更でビジネス利用ができなくなったり、凍結トラブルなどもないとは言えません。

SNSで活動しながら少しずつでも良いので、 サイトやブログの構築も行うことをおすすめします。(ただし無料ブログはNG)

宣伝にビジネス臭が漂いすぎるのはNG

度を越えた営業や宣伝は、どうしてもビジネス臭が漂うため、 拒否反応を起こしてしまう人は少なくないと思います。

とはいえ、企業が商品を売るためにプロモーション活動を行う場合、 多少ビジネス臭が漂っていても違和感はありません。

企業の存在は、ビジネスあってこそ成り立つものであり、日々営業や宣伝を行うのは当たり前のことだと認知されているからです。



ですが個人の場合は別です。 個人がビジネスモード全開で宣伝してしまうと、商品の中身を知ってもらう前にシャットアウトされます。

なので個人が自分の作品を販売する場合は、まず作品を知ってもらうための活動をするのがベターだと思います。

その上で、販売していることもさりげなくお知らせしておくくらいが、無理がありません。

積極的に宣伝するのに比べると時間がかかりますが、 嫌われずに絵を販売している人という点を認知してもらうためには、焦らないことです。

コミュニケーションを楽しみながら続けると、習慣として長く続けやすいです。


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