水彩画の独学に「動画」をおすすめする理由について | 毎日水彩画

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水彩画の独学に「動画」をおすすめする理由について

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水彩画をはじめてみたいけど、絵画教室に通うのは難しい、面倒だという方、おられると思います。

時間の都合で、通うこと自体が難しい場合もありますよね。

となると自宅で独学することになりますが、水彩初心者の場合、どうやって練習すればよいかで迷ってしまうかもしれません。

そんな方におすすめしたいのが、動画を使った練習です。

水彩画の練習本を読むのも悪くありませんが、動画を使ったほうが効率よく水彩の描き方を練習できます。

しかしなぜ動画なのか?
以下、解説します。

なぜ水彩画の練習に動画をおすすめするのか

なぜ水彩の練習に動画なのか?
以下、まとめてみました。

描く手順がよくわかる



水彩画の動画…とひとくちにいっても様々なタイプがありますが、 よく目にするのが水彩画のメイキング動画。

水彩画のメイキング動画とは、水彩画を制作していく工程をすべてみられる動画のこと。

以前は、水彩画を制作する工程を見るとなると、 水彩画教室などへ通って先生や生徒さんの描く様子を見るか、 絵画系のイベントなどで行われている絵画の実演などを鑑賞するしか方法がありませんでした。

いつでも気軽に見られるものではなかったんですよね。

ですが最近ではアマチュアの方からプロの画家までもが、 質の高い水彩画のメイキング動画をあげるようになったため、いつでもどこでも簡単に水彩画動画を見ることができます。

これ、水彩画の練習をしたいという方にはありがたいことです。



メイキング動画を見ることがなぜ良いのか?ですが、 一番には「水彩画を制作する工程を知ることができる」というものがあります。

水彩画は、どの部分から手を付けるか?を最初にスケジューリングすることがとても大切です。

水彩画はやり直しがききません。

ですので、背景から描いていくのか?それともモチーフから?何色から塗るのか?等々…、 どこから手を付けるのかを大まかに考えたうえで描き始めないと、失敗する可能性が高くなります。

そういった要領は、何度も水彩画を描いているうちに自然と身についてくるものですが、 水彩初心者がいきなり要領よくやるのは難しいといえます。



しかし水彩画のメイキング動画を見れば、どのような工程で水彩画を制作していくのかを知ることができます。

動画によっては制作工程に詳しい説明をつけてくれているものもあり、 さながらレッスンを受けているような感覚で見られるんですよね。

○○を描くときはこの部分から塗ると描きやすいとか、この色から塗っていくと良いとか、 初心者には参考にできることばかりで、これを利用しない手はないでしょう。

筆の使い方がよくわかる



水彩初心者は、筆の使い方がイマイチな人が多いです。

常に穂先をべたっと紙に付けて描いていたり、広い範囲も細かく描きこむ部分も、 同じようなテンションで描いてしまっていたり…

当然ですが筆の使い方が悪いと、キレイな水彩画は描けません。



しかし水彩画の練習本などを見ても、筆の使い方って細かく書かれていないことがほとんどなのですよね。

書かれていたとしても写真と文章での説明が中心であるため、いまいち理解しづらいです。

その点、動画なら実際に筆を使っている様子をそのまま見ることができるため、描き方が直感的に理解しやすいです。

筆のおき方や動かし方、動画によっては使っている筆の種類まで公開しているものもあります。

描き方がわからない初心者でも、動画のとおりに筆を使うよう心がけることで、筆の使い方の良いクセを身に付けることができます。

繰り返し何度も見られて、スピードの調整も可能



絵画制作のデモンストレーション(実演)は、一度きりしか見られません。

描いている様子を実際に見ることは勉強になりますが、 撮影などをしていないかぎり、同じものを再び見るのは難しいのですよね、



ですがネットにアップされている動画であれば、繰り返し何度も見ることができます。

動画サービスによっては動画のスピードを調整することも可能であるため、 わかりづらい部分は遅めの速度で再生する…といったこともできます。

繰り返し動画を見ながら、一緒に絵を描くというような練習の仕方も余裕です。

そうやって動画を活用することで、 自分一人で試行錯誤しながら絵を描いていくよりも、効率よく水彩を上達させることができます。

無料動画でこれができるのは、すごいことです。

自分が好きな作風の水彩画動画を参考にしよう



水彩画は人によって描き方や作風が大きく異なります。

少しずつ細部から描きこんでいく人もいれば、 全体の色や陰影をとらえておおざっぱに色を付けて作品を描く人もいるなど、人によって大きく違うんですよね。

動画を参考にする場合は自身がどのような絵を描きたいのか、どのような描き方を学びたいのかを念頭に置いた上で、 自分にあった動画を見るようにするとよいでしょう。

水彩画の練習本もあると便利

水彩画の練習にはとても便利な動画ですが、 無料動画は内容にムラがあるため、基本的な知識をまんべんなく学ぶのが難しいという欠点もあります。

そこをカバーするために、水彩の基本の描き方について説明した本を持っていると、何かと便利です。

例えば混色(絵の具を混ぜて別の色を作る)についての本や、 特定のモチーフ(木や花、風景など)の描き方について詳しく解説した本など、 1~2冊は持っていると重宝するはずです。

例えば以下のような本は、水彩初心者でもわかりやすいと思います。 あくまでも上記の本は参考としてあげているものであり、 好みやレベルによってあう本は異なります。

ひと通りの水彩画の本をチェックして、 自分が使いやすそうだと思う本を探してみてください。


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